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岡珠世ピアノリサイタル

  1. 2011/11/25(金) 04:28:25|
  2. コンサート|
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武蔵野音楽大学准教授を務める閨秀ピアニスト岡珠世は、昨年から今年にかけ、在外研究員としてオランダのアムステルダム音楽院で1年間みっちり研修して来たそうである。古楽から現代曲まで幅広い分野に於いて研鑽を積んで帰国したとのことだが、今回はその成果を問う帰国後初のソロリサイタルとなった。会場は音響効果に優れた白寿ホールが選ばれ、まずはJ.S.バッハ/パルティータ第6番ホ短調 BWV830が採り上げられたが、岡はかつて渡邊順生に師事し、チェンバロも学んだ経験を持つらしい。だが当夜の演奏はチェンバロ的なものではなく、あくまでもピアノ的な再現となっていた。最近は古楽器やらピリオド奏法やらが大流行だが、重要なのは演奏自体であり、現代奏法を使ったのとまったく変わらずに全ての感情表現が完璧になされていなかったら何の価値もなく、2流演奏家の単なる逃げにすぎまい。その点、岡の演奏はまだいく分機械的なところはあったものの学究的で誠実なバッハであり、クライマックスではピアノならではの思い切った感情移入がなされていた。ことに情感に優れたアルマンドといい、即興的で勢いのあるコレンテが素晴しく、アリアのピアノ的な愉悦やサラバンドの悲劇性もよく出ていた。フィナーレの前進性もなかなかのもの。
2曲目はベートーヴェンのピアノソナタ第15番ニ長調「田園」作品28。クレメンティ風の第1楽章から実に落ち着いており、品格もあり滋味豊かな演奏。単調になりがちなアンダンテも無難に弾いてのけ、中間部は洒落ている。シューベルトの先駆のようなスケルツォはさらに閃きが欲しかったが、フィナーレあたりはかなり表現力に富んだ演奏だった。後半はまずショパンが弾かれ、幻想曲ヘ短調。日本人にも十二分に共感されるショパン独特の重い情念を、冒頭の「葬送」から華麗な後半まで幅広く見事に表現しており、技巧的にも十全だった。
最後はドビュッシー/練習曲集より前半の6曲と11曲目が弾かれた。最初の「5本の指のための」は性格的な皮肉がちと不足している気もしたが、どれも音楽的には過不足ない演奏だった。この曲集は作曲者自身がクープランとショパンのどちらに捧げるかを迷ったそうだが、最後に弾かれた「アルペジョのための」では、岡のチェンバロ経験を活かした多彩で洗練されたアルペジョが聴かれた。
全体を締めくくるアンコールは再びバッハに還り、ゴルトベルク変奏曲から主題のアリアが弾かれたが、岡のしっとりとした温かみのある音色は本当に心に染み入って来る。
(2011年11月24日、HAKUJUホール)

モオツァルトの顔

  1. 2011/11/22(火) 23:40:29|
  2. コンサート|
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なんと今、第一生命保険本社(有楽町1-13-1 DN タワー21)の 1F ギャラリーで
モーツァルトの顔 〜18 世紀の天才をめぐる6 つの物語〜が開催されてます。
2011 年11 月19 日(土)〜2011 年11 月25 日(金)
午前9 時30 分〜午後7 時30 分
入館は閉館の30 分前まで ※入場料無料

日本初上陸のランゲによる肖像画『ピアノに向かうモーツァルト』
な、なんと小林秀雄「モオツァルト」で有名なあれですよ。あれ!

ω□-□ω
( 皿 )<意外と小さいんだなあといえよう

もっと大きい絵だと思っていましたね。

他にも小規模ながら『トルコ行進曲』『キラキラ星変奏曲』などの貴重な自筆譜と共に
DNA 鑑定を経たモーツァルトの毛髪付きのリトグラフなど

ω□-□ω
( 皿 )<触ってみたいなといえよう

モーツァルトファンならたとえ髪の毛でも触れてみたいですよね。

実は今日は上野の法然と親鸞展に行ったのですが、一度は見たいと思っていた肝腎の熊皮の御影が

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「第九」は仏教だ!

  1. 2011/11/19(土) 00:47:48|
  2. コンサート|
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私も遂に55歳にして音友初登場です。


特集日本人と《第九》
�年末恒例の《第九》�という言葉が定着するほど、日本人にとって《第九》は特別な曲です。日本人にとって《第九》とは何か――。今回は第4楽章の合唱部分を中心に、指揮者、ソリスト、合唱指揮者にその魅力を語っていただき、また、《第九》の魅力と社会との関わりについて、歴史的に考えていきます。
(浅岡弘和/片桐卓也/喜多尾道冬/中村孝義/三澤洋史/山崎睦/山田治生/山野雄大)
「歓喜の歌」とはいったい何か?
徹底解剖!楽譜から読み解く第9第4楽章
是非お読み下さい

ω□-□ω
( 皿 )<こいつは僕もウカウカできんなといえよう

内田光子、シューベルト三大ソナタを弾く!

  1. 2011/11/08(火) 01:54:02|
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久しぶりで内田光子を聴きに行きました。シューベルトの最後のピアノソナタを三つともいっぺんに聴けるチャンス!もちろん自腹です。こういう肝腎なのは招待されませんから(笑)

6時半開始。前半がD958&D959で、後半がD960という長大なプロ。
凄かったですねえ。
変幻自在、まるでモーツァルトが弾いてるようなシューベルトでした。
才気煥発、天衣無縫と言うも愚か?ぶっきらぼうというか無造作に弾いてるような感じすらしましたが
繊細だし、融通無礙というか飄々としているというか。
D958のフィナーレの出だしなんてアウフタクトを弾かなかったんじゃ?
第2主題の涙と笑いのアマルガムもいいですね。
ところどころ普通に聴く演奏と音が違うし。変奏を加えているような個所もありました。
D959は他の日も弾いたせいか充実した演奏でしたねえ。完成度は一番高かったかも。
D960もフィナーレが一瞬もつれましたが、掃いて捨てるほどいる正確無比に弾くだけのピアニストとは大違い。まるで昔の名ピアニストのようでした。
この方は頭がいいのに頭で弾くより感情優先!弾けるように弾いてました。
CDとは全然違いますね。まあ最初の頃に出たモーツァルトのソナタは頭で弾いてる感じがしますけどね。

D960の第1楽章は最高!雰囲気のある演奏だなあ。特に展開部の終りの三つのトリラーのあたりは凄かったです。遅いテンポで。
もちろんリピートありでした。フィナーレは賑やかで楽しかったですねえ。
あと楽章間はほとんど間を空けませんでしたね。

ω□-□ω
( 皿 )<ようし。僕も次の「樂に寄す」で絶賛しちゃるぞといえよう

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